おまけ
家族が可愛がっている愛犬の餌を、ペペFがこっそり抜き取って持ってきていた(そうとう苦労したらしい。そんなもんに苦労しなくていいと思うが…)。ペットフードは以前食ったが、これは相当な高級餌らしく試してみたいということらしい。
品は缶入りの高級マグロフードとドライフード。我々の経験則では「猫はグルメ、犬は馬鹿」ということであったので、高級だろうがとにかく危険な試みである。だが。
犬缶、食ったら旨かった!いや、旨いというほどではないが、缶の方は少し野菜を混ぜて煮凝りで固めたツナフレーク(味なし)といった感じ。ドライフードは最悪の味という経験則をこれまた見事に裏切り、それなりに食える味であった。何だか草臭い感じの臭いとカリカリした食感で無味。ペペFはひまわりの種に少し似ていると言った。お酒のおつまみにぴったりであろう。
我々が毎年あれこれやっている間にペット産業は目覚ましく発展し、必ずしも犬グルメが不味いという時代ではなくなったらしい。高級フードは旨いのだ。こんなところにも格差の問題が忍び寄っているということだろうか。