はづきっちを描こう!


どうアプローチするか?

 はづきは正に「女の子担当」。やさしくて大人しい、ふわふわした感じを出したい。とはいえ、はづきとて現代の女の子。枠に嵌められたような女ぶりを出し過ぎても困る。彼女の女らしさというのは強要されたものでも、必要に迫られたものでもなく、自らの選択なのである。「自然な」女の子らしさが重要。自然に振る舞っているのだから、時に壊れた様子を見せるのも納得できる。それも彼女の自然なのである。


描いてみよう!

 輪郭とパーツの配置に関してはどれみと変わらないので、そのように配置しておく。輪郭も多少アレンジを加えて違和感はない。
 眼鏡は正円形。少し顔からはみ出るくらい大きめに描く。
 まゆ毛はどれみより短く、小さい。目から大きく離し、かなり小さめに描くとよい。若干「ハ」の字型の垂れたまゆ毛にすると雰囲気が出る。

 目もどれみと同じく円形が基調となるが、ここで注意したいのは、はづきの目は若干垂れ気味だということである。普通に見ても殆どわからないのだが、ほんの少し垂れる。ぽけぽけっとした感じに仕上げられるか。この微妙な垂れさ加減をどう出すかがはづきを描く上での勝負ポイントだ。水平にしてしまうとはづきのぽけぽけした感じが損なわれてしまうのだ。
 瞳の構成はどれみと同様。睫毛も二本である。結局どれみとの差別化は垂れ目ではかるより他ない。

 口は「細く長くスマートに」が基本である。口角は直角に近く、上唇も真直ぐ。全体として直線的な、女の子らしい小さな口にまとめる。ファイブの中で最も小さいであろう。

 髪はどれみと大きく異なる。どれみのそれを「ぷるぷる」とすれば、はづきのそれは「ざくざく」と表現できよう。髪の先端はぎざぎざ形、直線で構成される。右側に垂れた髪はすらっと長く。後ろにまとめた髪は少々ワイルドに描き、右側にぴょこっと飛び出させると「らしさ」が出る。




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