ももこっちを描こう!


どうアプローチするか?

 帰国子女のももこはとにかく活動的かつアメリカーンに描いてやる。ジャパニーズでイクスプレースするなら、「天真爛漫」という言葉がジャストフィーットであろう。天然ボーケ的なところもあるので、そこも出してやりたい。その半面、ファイブの中でも最もナイーブで傷つきやすい部分を持っているのも彼女である。右も左もわからない日本で不安に耐えながら頑張っているのだ。微妙な乙女ぶりも忘れてはならない。


描いてみよう!

 輪郭はおんぷと同じ丸型で。パーツはやはり下部に集めておこう。おんぷと違って頬や顎が丸見えになる髪型だから、きちんと丸く描かないとかなり違和感である。 耳は少し大きめにとってやる。

 目はおんぷほどではないにしろ、やはり独特である。丸でもかまぼこでもなく、台形型、とでも言おうか。目の両上端と両下端がそれぞれ直線的に連結される。さらに注意したいのは目の上端部分が明らかな「ヘ」の字型であるということだ。角度をつけて描こう。
 さて、瞳の構造だが、これはおんぷとよく似ている。形そのものは楕円形で、おんぷとは異なるが、瞳孔が無く、「ひ」の字型のエリアを含む。反射光は三角形。刺さりそうな形で描き込む。
 睫毛は一本。
 そして、まゆ毛である!ももこの命はまゆ毛にあると言っても過言では無い!目から離して描くのはほかのおジャ魔女と変わらないが、ももこのまゆ毛には唯一「太さ」があるのである。この太いまゆ毛が彼女のチャームポイントであろう。形はおたまじゃくし型。図を参考にして描いてみよう。

 口ははづき系。口角も直角に近い。ただし、活動的に大きく、元気よく描いてやるのを忘れてはいけない。また、上唇が時々口角からはみ出すのに注意したい。

 髪型はおジャ魔女ファイブの中で最も複雑といってよいだろう。とはいえ、慣れればもっとも描きやすい部類の髪型に入る。形が決まっているからだ。左分けで右に向かって流れる髪はぎざぎざ。さらに、顔の横に細く二本垂れた髪を描くには先端を微妙にカールさせてやるのがコツだ。そして、頭の後ろで二本にまとめた髪はきれいなリング状に描く。

 最後に忘れてはいけないのが、マジョモンローにもらった形見のピアスだ。横に垂れた髪で隠れて見えなくなってしまうことも多いが、見えないままにしておいてはももことは言えない。見えるように修正する。魂で描こう。




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