おんぷっちを描こう!
どうアプローチするか?
おんぷを描く上で忘れてはならないのは「おんぷはチャイドル」ということである。女らしく描くのは確かなのだが、その「らしさ」ははづきなどとは異なり、人工的にしてやらねばならない。チャイドルだからである。仕事のために培われたケレン味溢れる女らしさを出そう。しかし、彼女の瞳のその奥には作りごとではない厳しい一本気が隠れているのも事実である。この一本気を表現できるようになれば、世界も夢ではない。
描いてみよう!
さておんぷは後期二人(おんぷ、ももこ)のうちの一人である。後期二人は顔の基本構造自体が前期三人と異なるため注意したい。
目も独特だ。前期三人が丸型であったのに対し、おんぷの場合は言わば「かまぼこ型」だ。さらに瞳の構造も前期三人と大きく異なる。そもそも形自体が円基調ではなく四角基調だ。サイズも大変大きい。「黒目がち」というやつである。瞳への反射光の数も多めで、ひとつひとつが大きい。このあたりにチャイドルの宿命を感じる。さらに革命的な特徴は、瞳孔が無いということである。代わりに平仮名の「ひ」の字のようなエリアが瞳の内部に描き込まれている。つまりおんぷの瞳を描く場合はまず大きく、四角く形をとり、反射光を大きく描き、そのあと図のように「ひ」の字型のエリアを描き込むことになる。
口ははづき系である。細く、長い。口角も直角に近い。しかし、はづきよりも横に大きく開くことも多い。時折見せる一本気を象徴していると言えよう。
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